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#1.ねこまたのお花見 |
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ねこまたはその日、とても不思議な気持ちになりました。
「ねえ桜姫。ぼくもう一年くらい、桜の精をやってもいい気がしてるんだけど。 うちに帰っても、またぐうたらするだけだし」
自分でも意外な言葉が、ねこまたの口から出てきました。 少しだけ離れるのが寂しい気がしていました。
けれども桜姫はやっぱり、幸せそうに笑って言いました。
「ありがとう。でも、いいんですよ。私はこうして一年一年、 ただ決められただけのことをしたいのです。
あなたも、ただぐうたらしては、どうしていけないのでしょうね?」 |
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